発表日：6月16日
発表元：加西市
表　題：563契約公共施設まるごとRE電力調達

　加西市は、令和3年2月26日にゼロカーボンシティ宣言を行い、2050年までに市域から排出される温室効果ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルを目指すこととしています。
　この度、ゼロカーボンシティの取組みの一環として、『リバースオークション』の方式による契約の見直しを、実施することとしました。

　また、この実施においては、「株式会社エナーバンク」との連携協定に基づき、同社の電力リバースオークションサービス「エネオク」のデジタルソリューションを活用します。

【リバースオークションとは？】
　リバースオークションとは、「競り下げ方式」と呼ばれ、参加者が1度だけ条件提示ができる通常の入札による調達方法と異なり、定められた期間内であれば、最低の価格を確認しながら、何度でも条件提示を行うことができるというものです。

実施概要
　リバースオークションは、インターネット上のサービスサイトを利用して実施します。また、ゼロカーボンシティの取組みとして、供給する電力を「再生可能エネルギー由来」とする環境配慮条件を付加します。


入札名称：加西市役所等公共施設で使用する再生可能エネルギー由来電力供給業務

対象施設：市所有の公共施設に係る電力契約で、高圧37件、低圧電力又は従量電灯526件を対象とする。
なお、対象施設の内訳、予定価格、条件の詳細等については、入札参加申請を行った小売電気事業者に対して提供する。

契約期間：令和3年10月1日以後の最初の検針日から令和6年10月1日以降の検針日の前日まで（36か月）
本市では、今年度から公共施設の脱炭素化モデルの検討を開始しており、今後、当該モデルの検討状況によっては、施設単位で契約期間の短縮を行う可能性があることを予め考慮すること。なお、契約期間の短縮を行う場合、発注者は契約期間終了日の6月前までに受注者へその旨通知する。

実施方法：（株）エナーバンクが運営するサイト「エネオク」を利用

スケジュール：入札参加申請受付開始：令和3年6月16日（水曜日）
入札参加申請受付締切：令和3年7月7日（水曜日）17時00分
オークション開始：令和3年7月15日（木曜日）9時00分
第1回入札期限：令和3年7月21日（水曜日）12時00分
※これまでに入札がなかった場合は入札参加辞退とみなす。
※入札する事業者がなかった場合はこの時点で終了とする。
オークション期限：令和3年7月27日（火曜日）12時00分

参加条件：
・電気事業法第2条の2の登録を受けた小売電気事業者であること。
・令和3年6月30日（水曜日）までに、本市の入札参加資格者名簿への登録申請がなされていること。
・令和3年7月7日（水曜日）までに、本市に入札参加申請がなされていること。
・オークション開始までに(株)エナーバンクとの間で「エネオク」の利用に係る契約を締結していること。

供給条件：
・『RE100TECHNICAL CRITERIA』の要件を満たす再生可能エネルギー電気を供給することとし、その電気は、高圧施設は再エネ比率30％、低圧施設は再エネ比率100％とすること。
・契約相手方に選定された場合は、供給する電力量に占める再生可能エネルギー電気の比率について確認できる資料を、市に書面（様式自由）で提出すること。
・本調達は落札価格（内訳における各単価）にて固定の単価契約を行うため、当日の価格が前日に決定されるなどの「市場連動型」の料金体系での供給は不可とする。
・燃料費調整額は、旧一般電気事業者が設定している燃料費調整単価を用いること。

留意事項 最低価格が予定価格を下回らない場合は入札不調とする。
契約相手方に選定された小売電気事業者は、(株)エナーバンクに対し、毎月の電気料請求額の中から一定の割合の額を、「手数料」として支払う必要がある。

〔公式ページ〕
▷加西市：563契約公共施設まるごとRE電力調達

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