News Release

【News Release】エコグリーンホールディングス:森林再生による地産地消の持続可能エネルギー事業をスタート

2021/6/7 17:00

【News Release】エコグリーンホールディングス:森林再生による地産地消の持続可能エネルギー事業をスタート

2021/6/7 17:00

発表日:6月7日
発表元:エコグリーンホールディングス
表 題:森林再生による地産地消の持続可能エネルギー事業をスタート

 株式会社エコグリーンホールディングス(本社:東京都中央区/代表取締役 石井光暢)は、6月5日の「世界環境デー」に際し、地球温暖化の防止および持続可能な社会を目指すというグループ会社全体を貫くビジョンをさらに進化させるための新たな事業展開を発表いたします。

 その中核となるのは「森林再生」事業です。株式会社エコグリーンホールディングスは、1997年創業の株式会社エコグリーンを中心に「木質バイオマスの再資源化」を軸として展開してまいりました。そして、このたび新たに株式会社EG Forest(イー・ジー・フォレスト)を立ち上げ、「森林再生」事業を本格的に始動いたします。

 2021年の世界環境デーのテーマが「生態系の回復」であるように、私たちの地球はすでに現状維持だけでは持続不可能なダメージを受けています。乱開発や環境汚染はじめ、近年の温暖化による山火事や台風などの自然災害により、多くの森林の生態系が存続の危機に直面しています。2019年3月の国連総会でも、2021年から2030年を「国連生態系回復の10年」とすることが決まりました。こうした生態系の破壊は、アマゾンの熱帯雨林などの遠い海外だけの問題ではなく、私たちが暮らす日本の身近な地域でも起きています。

 株式会社エコグリーンホールディングスおよび株式会社EG Forestは、地域ごとに異なる生態系に合わせた再生計画を推進するために東京大学大学院農学生命科学研究科の専門家の協力を得ながら、まず創業の地である千葉県における森林再生造林に着手いたします。現在、千葉県の森林は2019年の台風15号による甚大な傷跡が残っており、また土地特有の腐朽菌への感染*が広がっています。倒木したり腐朽菌に侵されたりした樹木は材木としての価値が失われ、その結果、林業が衰退し地域経済にも影響を及ぼしています。当社は被害林の伐採、植林、育林による森林の再生とともに、グループ会社の連携によって被害林や持続可能な方法によって伐採した木材を、木質バイオマス資源として活用していきます。その結果、千葉県の森林資源の価値を高め、地域での循環型経済の実現と発展に寄与したいと考えています。

 株式会社エコグリーンホールディングスは、「森林再生による地産地消の持続可能エネルギーの創生」の実現に向けて邁進し、当社事業の主役である森林や樹木への感謝と愛情、グループ力、専門家の知見、そして地域社会や自治体との協働により、責任ある森林管理を通じて持続可能な社会に貢献することを目指します。

〔公式ページ〕
エコグリーンホールディングス:森林再生による地産地消の持続可能エネルギー事業をスタート