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【News Release】パナソニックサイクルテック: 国内初、押し歩き機能搭載電動アシスト自転車「ビビ・L・押し歩き」を新発売

2021/5/21 18:00

【News Release】パナソニックサイクルテック: 国内初、押し歩き機能搭載電動アシスト自転車「ビビ・L・押し歩き」を新発売

2021/5/21 18:00

発表日:5月21日
発表元:パナソニックサイクルテック
表 題:国内初、押し歩き機能搭載電動アシスト自転車「ビビ・L・押し歩き」を新発売

 パナソニック サイクルテック株式会社(本社:大阪府柏原市、代表取締役社長:稲毛敏明)は、国内で初めて(※1)押し歩き機能搭載の電動アシスト自転車「ビビ・L・押し歩き」を2021年7月6日より発売します。

 電動アシスト自転車の市場は年々拡大し、普段の買い物やお子さまの送り迎えなど、様々な用途で使用されています。また近年は、高齢者の運転免許自主返納後の移動手段としても選ばれています。

 一般的に電動アシスト自転車はモーターのアシストにより快適に移動ができる反面、その質量により、自転車の押し歩き時に負荷がかかるという課題があります。その中で2019年12月1日に改正道路交通法が施行され、原動機の駆動により押し歩きを補助する自転車についても、歩行補助車等となり、歩行者としてみなされることとなりました。改正道路交通法では押し歩き時の駆動速度が6 km/h以下であること、乗車装置(サドル)が使えず乗れないこと、自転車から離れると駆動が止まること、という3つの条件が定められています。
この条件を当社では4つのセンサー(サドル傾斜センサー、モーター内蔵センサー、トルクセンサー、スピードセンサー)による制御で解決。電動アシスト自転車の押し歩きを補助する機能を、買い物に便利なショッピングシリーズ「ビビ」の中で、高齢者の使用率が高い軽量モデル「ビビ・L」に搭載しました。この機能により歩道橋や駐輪場のスロープ、坂道などで押し歩き時の補助が可能となりました。押して歩く際にかかる負荷を軽減することで、電動アシスト自転車の利便性向上を図ります。
当社は、押し歩き機能をはじめとする最先端の技術開発で、今後もお客様の更なる利便性と快適性を高めていくとともに、新たな価値を提案していきます。

【特長】
1. 国内初(※1)、坂道などで便利な押し歩き機能搭載

 押し歩き機能は歩道橋や駐輪場のスロープ、坂道などで、押し歩きを補助する機能です。本機能はサドル傾斜時に、[押歩き]ボタンを押している間作動します。押し歩き機能はサドル傾斜センサー、モーター内蔵センサー、トルクセンサー、スピードセンサーの4つのセンサーで制御を行っています。スピードセンサーとモーター内蔵センサーはモーター制御で、押し歩く速さが変わった際、歩行速度に合わせたアシストを可能とします。また、上り坂や荷物を運ぶ際は、モーター内蔵センサーで負荷を検知し、アシスト力を調整します。ペダルの負荷を検知するトルクセンサーや、サドルが傾斜状態であることを検知するサドル傾斜センサーにより、乗車時は押し歩き機能が作動しない設計となっています。

2. 押しやすく、わかりやすい、押し歩き専用手元スイッチの搭載

 「ビビ・L・押し歩き」には押し歩き専用の手元スイッチが搭載され、[押歩き]ボタンを押している間、押し歩き機能が作動します。押し歩き専用手元スイッチは、両手でハンドルを握っていても使いやすい、操作性に優れたボタンレイアウトになっています。また、ボタンから指が離れると押し歩き機能を自動で停止する、安全性を考慮した機構です。[押歩き]ボタンの高さ(出っ張り)は、他のボタンより0.2 mm高い、0.7 mmにすることで操作しやすくしています。
3. 乗車時に押し歩き機能が作動しない安全機構

 本製品は、サドルの状態を検知するサドル傾斜センサーを内蔵し、サドルが傾斜状態の時のみ、押し歩き機能が作動する設計です。押し歩き時は乗車できない機構にすることで不安全な使用を防止します。

※1 2019年12月1日施行 改正道路交通法で原動機を用いる歩行補助車等と駆動補助機付自転車の双方の型式に適合した自転車

〔公式ページ〕
パナソニックサイクルテック: 国内初、押し歩き機能搭載電動アシスト自転車「ビビ・L・押し歩き」を新発売

※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください