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【News Release】三井不動産:業界初、CO2排出量実質ゼロの「グリーンエネルギー倉庫」 「三井不動産ロジスティクスパーク海老名Ⅰ」着工

2021/5/12 18:00

【News Release】三井不動産:業界初、CO2排出量実質ゼロの「グリーンエネルギー倉庫」 「三井不動産ロジスティクスパーク海老名Ⅰ」着工

2021/5/12 18:00

発表日:2021年5月12日
発表者:三井不動産
表 題:業界初、CO2排出量実質ゼロの「グリーンエネルギー倉庫」 「三井不動産ロジスティクスパーク海老名Ⅰ」着工

 三井不動産株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長 菰田正信、以下当社)は、神奈川県海老名市にて、「三井不動産ロジスティクスパーク海老名Ⅰ」(以下、「MFLP海老名Ⅰ」)を今般2021年5月6日(木)に着工しましたことをお知らせいたします。なお、竣工は2022年9月を予定しています。

 当社は、首都圏で所有するすべての施設で2030年度までに使用電力のグリーン化(※1)を推進いたします。各施設での「省エネ」に加えて、施設内外での再生可能エネルギーの「創エネ」やテナントニーズに応じたグリーン電力を供給すること等により、街づくりを通して社会課題を解決することで、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを拡大してまいります。

※1「使用電力」とは、当社持ち分共用部相当(一部所有を含み、各ビル内自家発電電力相当を除く)。「グリーン化」とは、非化石証書を利用して使用電力を実質的に再生可能エネルギーとすることをいいます。

1.業界初の取り組み

 「MFLP海老名Ⅰ」は業界初の「グリーンエネルギー倉庫(※2)」として、ZEB認証(※3)を取得する予定です。屋根には太陽光発電設備(設備容量:約2000kW、発電量:約2,200,000kWh/年)を設置し、オンサイトでの発電・供給を実現するとともに、「グリーン電力提供サービス(※4)」により、施設内の使用電力の100%を再生可能エネルギーとして供給する体制をととのえることで、入居企業者様の抱えるRE100やESGの課題に対するニーズに応えます。また倉庫部分を除く共用部を含む事務所用途部分については、デシカント空調や地中熱ヒートポンプといった省エネアイテムを採用することで、一次エネルギー消費にともなうCO2排出量を50%以上削減します。(※5)

※2「グリーンエネルギー倉庫(Green Energy Logistics Center)」
ZEB認証を取得し、再生可能エネルギーを100%供給可能とすることで、利用実態に合わせた施設全体のCO2排出量実質ゼロを目指した環境配慮型施設(商標出願済み)

※3 ZEB認証について
ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費するエネルギーをゼロにすることを目指した建物のことで、省エネと創エネによって、エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにすることができます。BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)に基づく評価にて、BEI(基準一次エネルギー消費量に対する設計一次エネルギー消費量の割合)の数値および再生可能エネルギー利用の有無に応じて、「ZEB」「Nearly ZEB」「ZEB Ready」といったランク別に、エネルギー性能に特化した第三者認証が得られます。

※4「グリーン電力提供サービス」
当社が保有・賃貸するオフィスビルなどのテナントや共同事業オーナーむけのサービス。当社の様々な電力グリーン化の仕組みを活用し、オフィスビルなどで使用する電力を非化石証書の使用によって実質的に再生可能エネルギーとして提供するものです。

※5 各種省エネアイテムによる二酸化炭素排出削減量は以下の通り。 

〔公式ページ〕
三井不動産:業界初、CO2排出量実質ゼロの「グリーンエネルギー倉庫」 「三井不動産ロジスティクスパーク海老名Ⅰ」着工

※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください