発表日：2021年4月2日
発表者：三井住友銀行
表　題：「グリーン預金」の取扱開始について

　三井住友銀行（頭取 CEO：髙島 誠）は、お客さまからお預かりする預金をESGのうち環境（Environment）分野、特に再生可能エネルギー分野向けファイナンスに充当することで、お客さまにESG（※1）/SDGs（※2）分野での取組機会をご提供させて頂く為に、第三者評価機関の支援を得て「SMBCグリーン預金フレームワーク（※3）」を策定の上、4月1日(木)より、日本国内で「グリーン預金」の取扱を開始いたしました。海外拠点についても順次取扱を開始する予定です。

　2020年4月13日公表の通り、当行含むSMBCグループは、「サステナビリティ宣言」を遂行するための10年間の計画として「SMBC Group GREEN×GLOBE 2030」を策定しました。その中で、特に環境・社会課題解決に向けて、2029 年度までにグリーンファイナンス目標額10兆円（「環境関連分野」に特化したサステナブルファイナンス）を掲げ、積極的に取り組んでおります。

　当行は、サステナビリティ宣言に基づき、お客さまをはじめとするステークホルダーとの対話を重ね、共に行動することにより、サステナビリティの実現に積極的に貢献してまいります。



・上記商品概要は 2021 年 4 月 2 日時点のものであり、今後変更の可能性がございます。日本国内のお客さまにおかれましては、最新の「商品説明書」を必ずご覧ください。

・「SMBC グリーン預金フレームワーク」は当行 HP に掲載予定です（掲載前に本商品へのお申込をされるお客さまには別途手交予定です）。

・お申込をご検討のお客さまには、外貨預金に関するご留意点、グリーン預金に関するご留意点等のご説明をさせて頂きますので、まずはお取引店にご連絡下さい。また、本グリーン預金総額が、弊行が定める一定金額に達した場合、お申込の受付を一時中断させて頂く可能性がございます。


（※1）ESG
ESGとは環境（Environment）、社会（Social）、企業統治（Governance）の頭文字を取ったものです。いずれの側面も企業が事業活動を展開するにあたって配慮や責任を求められる重要課題として考えられています。関心が高まっている分野であり、企業が与える環境への影響、関係性の反映、管理業務の基準などを提供しています。

（※2）SDGs
Sustainable Development Goals（持続可能な開発目標）の略称。2030 年までの世界の行動計画「アジェンダ 2030」に含まれる17の目標として、2015年9月の国連総会にて193の国連加盟国により採択された、新興国だけでなく先進国等あらゆる国と地域が、貧困や平等、教育、環境等、「誰も取り残されない世界」の実現を 2030 年までに目指す 17 の目標と169 のターゲットのことです。

（※3）「SMBC グリーン預金フレームワーク」（以下、「フレームワーク」
第三者評価機関（大手 ESG 格付会社である蘭 Sustainalytics 社(※5）の日本法人であるサステナリティクス・ジャパン株式会社（以下、「サステナ社」）)の助言を得て、弊行が策定し、サステナ社の確認を得たもの。フレームワークでは、グリーン預金としてお預かりした預金を充当できる「グリーン適格プロジェクト」を規定し、弊行がフレームワークに基づき正しく運用していることをサステナ社に確認して頂くこと等を定めたもの。なお、サステナ社による年次監査結果は
毎年公開いたします。

（※4）グリーン適格プロジェクト
弊行は、サステナ社の助言・確認を得て、フレームワークの中でグリーン適格プロジェクトのクライテリアを規定致しました。例えば、再生可能エネルギー案件については、地熱発電プロジェクト・水力発電プロジェクト・バイオマス発電プロジェクト等において、EU タクソノミー基準をベースに二酸化炭素排出量などの閾値や適用除外項目を厳格に定めることで、グローバル基準でグリーンと認められるものに限定し、グリーン適格プロジェクトを定義しております。

（※5）Sustainalytics社
Sustainalytics 社は、グローバルなリサーチネットワークを有する Responsible/ESG 投資専門の独立系リサーチ＆レーティング機関です。オランダ/アムステルダムに本社を置き、700 社以上のアセットオーナー及びアセットマネージャーに ESG 関連データを提供しています。

〔公式ページ〕
▷三井住友銀行：「グリーン預金」の取扱開始について

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