発表日:2021年3月1日
発表者:株式会社ライナフ
表 題:スマートエントランス「NinjaEntrance」を活用したオートロックマンションでの実用実験を開始
AIとIoTで不動産のデジタルリノベーションを実現する株式会社ライナフ(本社:東京都文京区/代表取締役:滝沢 潔、以下 ライナフ)は、オートロックマンションにおけるより安心な置き配の実現に向け、スマートエントランス「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を活用した実用実験をおこないます。今回、ヤマト運輸株式会社(以下 ヤマト運輸)が提供するEC事業者向け配送商品「EAZY」とAPI連携を開始し、今月中に都内で実験を開始し、置き配を含めた住宅における利便性向上に貢献してまいります。
ライナフは、これまで培った住宅とIoT技術のノウハウを活用し、実用実験で得られた結果を活かしながら、安心な置き配の適用地域を拡大していきます。
■背景
昨今、通信販売(EC)の利用者増加に加え、個人のライフスタイルに沿った受け取りニーズの多様化を背景に、置き配のニーズが高まっています。一方で、オートロックマンションにおいては、利用者が不在の場合は予定どおりに配送できなかったり、宅配ボックスがあっても満杯になっていたりと、物流のラストワンマイルで起こるさまざまな課題を解消しきれていないのが現状です。さらに置き配に対しては利用を求める声はあるものの、セキュリティへの不安が課題となっていました。ライナフは、これまでもマンションの共用エントランスをスマートフォンやPCで操作できるIoTデバイス「NinjaEntrance」の提供を通じて、置き配の実証実験をおこなっており、不動産会社様とともに住宅における利便性向上に貢献してまいりました。今回、これらの置き配への多様なニーズにさらに応えるために、ヤマト運輸の「EAZY」と連携して安心な置き配導入を進めてまいります。
■実験内容について
ライナフの「NinjaEntrance」と、ヤマト運輸の「EAZY」とをAPIでシステム連携し、配送スタッフ専用のWebアプリケーションから、オートロックの解錠を可能にします。暗号化通信を用いることで、配送スタッフはセキュアな入館が可能になります。入居者は、あらかじめ「置き配」を選択しておくだけで、自宅玄関前まで安全に荷物を受け取れるようになります。
〔公式ページ〕
▷スマートエントランス「NinjaEntrance」を活用したオートロックマンションでの実用実験を開始
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