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【News Release】日産、相模原市など: 相模原市、日産自動車、東京電力パワーグリッド、ノジマ 電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結

【News Release】日産、相模原市など: 相模原市、日産自動車、東京電力パワーグリッド、ノジマ 電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結

発表日:2021年1月8日
発表者:日産自動車、相模原市、神奈川日産自動車、日産サティオ湘南、東京電力パワーグリッド、ノジマ
表 題: 相模原市、日産自動車、東京電力パワーグリッド、ノジマ 電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結

 相模原市(神奈川県相模原市、市長:本村 賢太郎)、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)、神奈川日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:横山 明)、株式会社日産サティオ湘南(本社:神奈川県平塚市宮松町、社長:加山 利根夫)、日産プリンス神奈川販売株式会社(神奈川県横浜市神奈川区、社長:山田 裕)、東京電力パワーグリッド株式会社相模原支社(神奈川県相模原市中央区、支社長:中山 由美子)および株式会社ノジマ(神奈川県横浜市西区、代表執行役社長:野島 廣司)の7者は、8日、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結しました。

 本協定の内容は、SDGsの目指す持続可能な社会の実現に向けて、相互の連携を強化するものであり、相模原市が、電気自動車(EV)の普及を通じて、環境負荷の低減に取り組むと共に、地震災害等による大規模停電が発生した際に、市が指定する避難所等において、日産自動車相模原部品センターおよび日産の販売会社である神奈川日産自動車、日産サティオ湘南、日産プリンス神奈川販売より、貸与される電気自動車(EV)「日産リーフ」を電力源として活用することで、避難所等の円滑な運営を行い、市民の安全確保に努めるものです。

 相模原市は、令和元年東日本台風による甚大な被害を契機として、気候変動のもたらす影響が危機的なものであると受け止め、政令市としては初となる「さがみはら気候非常事態宣言」を表明し、2050年の二酸化炭素排出量実質ゼロに向けた取り組みや、防災・減災の取り組み等を積極的に推進しています。また、SDGs未来都市として、市民、企業、団体、行政等の連携体制を強化し、都市と自然が調和した「誰一人取り残さない」持続可能なまちづくりを進めています。今後、公用車として電気自動車(EV)およびEVから電気を取り出す可搬型給電器の導入を進めることにより、災害レジリエンスの強化を図ると共に、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速していきます。

 東京電力パワーグリッドは、脱炭素社会の実現に向け当社の全業務車両を電気自動車(EV)へ入れ替える取り組みや、各地域のEVステーションの普及を支援しています。また、日々の安定供給に加え、激甚化する災害に対しての復旧対応力を高めるなど、強靱なインフラの維持・発展に取り組んでいます。

 ノジマは、『ノジマ環境宣言!! 省エネで地球と環境に優しく』を合言葉に、2011年よりプライベートブランド「ELSONIC」から低価格LED電球の販売拡大や、2013年には店舗の照明の全LED化、2020年にはレジ袋をバイオマス素材に切り替えを行うなど、社会の動きに先駆けた取り組みを行っています。2014年より相模原市と共同でメガソーラー(ノジマメガソーラーパーク)を整備するなど、地球温暖化対策を推進しています。

 一方、日産自動車は、日本が抱える環境負荷低減や災害対策等の課題を解決するため、2018年5月に日本電動化アクション『ブルー・スイッチ』を発表し、その活動を牽引するリーダーとして、全国の自治体や企業と協力して、電気自動車(EV)普及を通じた社会の変革に積極的に取り組んでいます。また、「ブルー・スイッチ」活動の推進を通じて、温暖化対策、防災・減災、エネルギーマネジメント、観光、過疎化などの地域課題の解決に取り組み、SDGsの達成に貢献しています。

 また、相模原市には、日産自動車の相模原部品センターが所在し、世界最大規模の自動車サービス部品供給基地として活動しています。世界中のお客さまに安心して永く日産車を御愛用いただくために、補修部品のご注文に迅速にお応えする供給体制の充実に全力をあげて取り組むと共に、相模原市が主催する総合防災訓練や環境まつり等の地域行事に参加するなど、地域との共生を図る活動に力を入れています。

 日産自動車が推進する『ブルー・スイッチ活動』、相模原市が推進するSDGsの達成や環境・防災対策、そして、東京電力パワーグリッド、ノジマが推進する環境・エネルギー対策と、それぞれがお互いの取り組みに賛同し、脱炭素社会実現に向け、今回、本協定の締結を行う運びとなりました。

 なお、今回の「災害連携協定」は、日産自動車が締結した自治体・企業との災害連携協定としては、今回の締結が全国で81件目となり、電気自動車(EV)を活用したエネルギーマネジメントや観光などを含む、『ブルー・スイッチ活動』全体の取り組みとしては110件目となります。

〔公式ページ〕
相模原市、日産自動車、東京電力パワーグリッド、ノジマ 電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結
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