News Release

【News Release】タイナビ総研:環境意識に関するアンケート調査を実施

【News Release】タイナビ総研:環境意識に関するアンケート調査を実施

発表日:2020年12月25日
発表者:タイナビ総研
表 題:タイナビ総研、環境意識に関するアンケート調査を実施

タイナビ総研はこの度、菅首相の「2050年脱炭素宣言」を受け、住宅用太陽光発電一括見積りサイト「タイナビ」に見積依頼をした全国のユーザー287名を対象に、環境意識に関するアンケート調査を実施しました。

日本の「2050年温室効果ガスゼロ宣言」に賛成が87%

2020年10月に菅義偉総理大臣の所信表明演説で2050年までに温室効果ガス排出量をゼロにするという「2050年脱炭素宣言」が表明されてから、脱炭素社会の実現に向けてさまざまな政策が打ち出されています。経済産業省は、2050年の発電量に占める再生可能エネルギーの割合を50~60%に拡大する案を示しています。今回は、菅首相の「2050年脱炭素宣言」を受け、太陽光発電一括見積りサイト「タイナビ」のユーザーを対象に、環境意識についてアンケート調査を実施しました。

まず初めに、「あなたは、日本の『2050年脱炭素宣言』に賛成しますか?」と質問しました。その結果、87%が「はい」と回答しました。(図1)「はい」と回答した人に理由を聞くと、「地球温暖化の進行を少しでも遅らせるから(島根県/60代以上)」、「異常気象を抑えられるから(香川県/60代以上)」など、地球温暖化やそれに起因すると思われる異常気象の抑制を期待する声が多く寄せられました。「世界的な方向性と合致するから(東京都/50代)」、「先進国のトップランナーのひとつとしてリーダーシップを発揮すべきだから(愛知県/40代)」と、世界の潮流に乗り、他国を牽引することを望む声もありました。また、「いいえ」と回答した人に理由を聞くと、「経済とのバランスを取りながら達成することは現実的ではないから(福岡県/50代)」という声がありました。その一方で「即実行しなければならない!(兵庫県/50代)」と、環境を考えると、50年もかけていては遅いという意見もありました。

過半数が「多少高くてもエコな商品を買いたい」と回答

次に、「あなたは、多少高くても環境に配慮した製品を購入したいですか? 」と質問したところ、「多少高くても環境に配慮した製品を購入したい」と回答した人が過半数となる55%でした。「環境に配慮した製品を購入したい」と回答した人に理由を聞くと、「一人一人の意識で自然環境が良くなるだろうと期待するから(福島県/50代)」、「子供や孫などの次の世代に少しでも、よい環境を残したいから(兵庫県/60代以上)」と、未来の環境への影響を考える意見が多く上がりました。また、「環境に配慮した製品の競争力を高められるから(栃木県/60代以上)」、「温暖化防止やメーカーへの貢献ができるから(神奈川県/30代)」と、製品を購入することで製造元に貢献でき、製品価格が下がることを期待する声もありました。

他方、「値段が高ければ環境に配慮した製品は購入したくない」と回答した人は、「ただでさえコロナで経済的に苦しいから(長野県/50代)」、「無理はしたくないから(山梨県/40代)」と、家計や生活の質を下げてまで購入できないという意見が多くありました。また、「配慮でありそこまで大きく環境負荷が変わらないから(福岡県/30代)」、「一部の参加者だけでは効果が上がらないから(大阪府/60代)」と、影響度に疑問視する声もありました。

続いて、「他の商品との金額の差がいくら以内なら、環境に配慮した製品を購入したいですか?」と質問したところ、「100円以内」という回答が最も多く、31%を占めました。次いで「500円以内」、「1,000円以内」がともに15%で同率でした。

〔公式ページ〕
タイナビ総研のアンケート調査で、約9割が「2050年脱炭素宣言に賛成」と回答しました
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