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【News Release】三谷産業、清水建設:建物OS「DX-Core」×FaaSインテグレーター「Chalaza」、スマートビルの実現に向けた共同開発を開始

2020/12/23 16:06

【News Release】三谷産業、清水建設:建物OS「DX-Core」×FaaSインテグレーター「Chalaza」、スマートビルの実現に向けた共同開発を開始

2020/12/23 16:06

発表日:2020年12月23日
発表者:三谷産業、清水建設
表 題:建物OS「DX-Core」×FaaSインテグレーター「Chalaza」、スマートビルの実現に向けた共同開発を開始

 三谷産業株式会社(本社:石川県金沢市/代表取締役社長:三谷忠照、以下三谷産業)と清水建設株式会社(本社:東京都中央区/代表取締役社長:井上和幸、以下清水建設)は、オフィスビルや病院等における建物の運用をデジタル変革するソリューションの提供および実装に向け、スマートビルディングソリューションの共同開発を開始することをお知らせします。

 日本における労働力人口の減少や昨今のコロナ禍の影響などによりニューノーマルへの対応が求められる中、オフィスビルや病院などの各施設においては、社会の変化に伴うさまざまな課題を解決し、各施設の社会的機能を継続させるために、安定的、継続的な運用が求められます。

 清水建設が開発した建物オペレーティングシステム「DX-Core」は、主として建物内の設備を効率的に連携させ、新たなサービスの創出を促進します。高度な建物オペレーションには、空調・エレベーターなどの設備機器からビル内を自動走行するロボットに至るまで、多種多様な機器類の制御アプリケーションを連携させる必要があります。従来はアプリケーション間のデータ連携には、設備機器・デバイスごとに個別にプログラミングしなければならないケースが多く、先進的な建物サービスの実装を妨げる要因となっていました。そこで、「DX-Core」では、パソコンにアプリケーションをダウンロードするような要領でシステムを構築できるようにしています。

 三谷産業の開発したFaaSインテグレーター「Chalaza(カラザ)」は、プログラム開発不要でさまざまなクラウドサービスを効率的に連携させるアダプタを提供するプラットフォームです。従来は各種クラウドサービスを連携させるためには個別のインターフェースを開発する必要がありましたが、「Chalaza」では各種クラウドサービスと速やかに連携することができます。これにより、開発導入コストやメンテナンスコストを大幅に削減できるほか、業務の効率化による生産性の向上、社員の「気付き」の促進等の効果を早期に得ることができます。

 今回の共同開発では、「DX-Core」と「Chalaza」を連携させることにより、建物内の設備と基幹系や情報系のクラウドサービスの容易な連携(例えば入退館システムとクラウド勤怠システムの連携、建物内の空調機器や照明の制御情報とグループウェアとの連携)が可能となり、お客様のDXを推進し、ビジネスのスピードを加速させることを目指します。

 両社は今後とも、スマートビルディングソリューションの提供に向け、さまざまな製品やソリューションの共同開発を行っていく計画です。

〔公式ページ〕
建物OS「DX-Core」×FaaSインテグレーター「Chalaza」、スマートビルの実現に向けた共同開発を開始
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください