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【News Release】東芝三菱電機産業システム:自然災害時の操業継続を支える工場・プラント向け電源安定化システムを販売開始

2020/12/23 15:11

【News Release】東芝三菱電機産業システム:自然災害時の操業継続を支える工場・プラント向け電源安定化システムを販売開始

2020/12/23 15:11

発表日:2020年12月23日
発表者:東芝三菱電機産業システム
表 題:自然災害時の操業継続を支える工場・プラント向け電源安定化システムを販売開始

 東芝三菱電機産業システム株式会社(以下、TMEIC)(社長:山脇雅彦)は、大規模自然災害による瞬時電圧低下(以下、瞬低)や停電などの電源トラブルから工場・プラントの操業継続を支えるソリューションとして、高圧瞬低補償装置(以下、MPC)と非常用発電機を組み合わせた電源安定化システムを開発、2020年12月から販売を開始します。

 近年、地震や台風、雷などの自然災害で工場・プラントが被災し、瞬低や大規模な停電が発生するケースが増加しています。停電や瞬低が発生した工場・プラントでは、操業に影響を与える他、特に社会生活に必要な製品・部品を製造している大規模な工場・プラントではユーザやサプライチェーンなど、社会全体に影響が広がります。また、新型コロナウイルス感染拡大もあり、改めて企業のBCP※2対策への関心が高まっています。

 TMEICはこうした社会背景を踏まえて、自然災害発生時においても工場・プラントの生産インフラの根幹である電力供給を維持し、生産活動を継続するための、電源安定化システムを開発しました。MPCと非常用発電機を組み合わせ、瞬低から長時間停電まで工場電源を安定化し、操業継続を支えます。本システムの特長は以下となります。

1.瞬低から長時間停電まで工場電源を丸ごとバックアップ

 瞬低発生時にはMPCが停電補償運転を行い、さらに長時間停電が発生した際には、非常用発電機による交流運転に切り替え、生産ライン・オペレーションルームやオフィス等に電力供給を継続します。

2.各工場・プラントに適応した最適なシステムソリューション
工場の規模・消費電力量及び、機器設置環境に応じた最適なシステムを提案します。

(1)最大容量12MVAのMPC及び最大6MVA級の非常用発電機の製品ラインアップをそろえ、工場の規模や消費電力量に応じて、それらを組み合わせた最適なシステムを提案します。尚、TMEICのMPCは国内最大級容量(12MVA)と国内最高効率(最大99.5%)を誇っています。

(2)津波や河川氾濫といった大規模な水害が想定される場合に、かさ上げした建屋の計画から施工、また屋上への設置など、TMEICのこれまでの納入実績や知見をいかした機器配置提案が可能です。

産業第一システム事業部産業第一営業部部長北中快昌コメント:
 「災害時においても、生産活動を継続するBCPへの取り組みが注目されています。今回開発した工場電源安定化システムは、工場・プラントの安定操業を支えており、持続可能な消費と生産のパターンを確保するというSDGsへも貢献します。このシステムとして2025年までに100億円の受注を目指し、今後ともより一層お客様の課題解決に貢献できるメニュー拡充に努めてまいります。」

〔公式ページ〕
自然災害時の操業継続を支える工場・プラント向け電源安定化システムを販売開始
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