News Release

【News Release】四国電力送配電 :四国エリアにおける広域需給調整の運用開始について

2020/12/16 18:15

【News Release】四国電力送配電 :四国エリアにおける広域需給調整の運用開始について

2020/12/16 18:15

発表日:2020年12月16日
発表者:四国電力送配電
表 題:四国エリアにおける広域需給調整の運用開始について

 当社は、全国の一般送配電事業者(沖縄電力株式会社を除く9社)で検討を進めてきた調整力※1の相互活用(以下、広域需給調整)について、本日より運用を開始いたしました。

電気は需要と供給を常に一致させる必要があり、発電事業者および小売電気事業者等は、30分単位で発電電力量と需要電力量の計画と実績をそれぞれに合わせることが求められています。

 しかしながら、発電事業者の電源トラブルや小売電気事業者の需要予測の誤差等により、発電および需要の実績が計画どおりにならない場合があり、これまでは、全国の一般送配電事業者が自エリア内において調整力を発電事業者等から確保し、需給バランス調整を行っておりました。

 今回、運用を開始する広域需給調整は、当社エリア以外の一般送配電事業者が確保する調整力も含めて相互に活用することで、調整力コストの低減を図るものです。なお、広域需給調整は、需給調整市場※2を実現するための共通プラットフォームとして、一般送配電事業者においてシステム開発を進めてきたものです。

 当社といたしましては、引き続き、良質な電気を安価かつ安定的にお届けできるよう努めてまいります。

※1 周波数制御および需給バランス調整等を実施するにあたり必要となる電源等
※2 令和3年度に開設予定の一般送配電事業者が調整力を調達するための市場

<参考> 一般送配電事業者のこれまでの対応状況
 広域需給調整は、本年3月12日に中部電力パワーグリッド株式会社、北陸電力送配電株式会社、関西電力送配電株式会社の3社で運用開始して以降、中国電力ネットワーク株式会社、九州電力送配電株式会社、東京電力パワーグリッド株式会社、東北電力ネットワーク株式会社と順次拡大しており、当社の運用開始により8社の参加となる。今後、北海道電力ネットワーク株式会社も運用を開始する予定。


〔公式ページ〕
四国エリアにおける広域需給調整の運用開始について

※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください 。