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【News Release】ナビタイムジャパン:オンデマンド型交通に対応し、ひたち圏域におけるMaaS実証実験向けアプリにて提供開始

【News Release】ナビタイムジャパン:オンデマンド型交通に対応し、ひたち圏域におけるMaaS実証実験向けアプリにて提供開始

発表日:2020年12月8日
発表者:ナビタイムジャパン
表 題:オンデマンド型交通に対応し、ひたち圏域におけるMaaS実証実験向けアプリにて提供開始

 株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西 啓介、本社:東京都港区)は、マルチモーダルルート検索において、オンデマンド型交通に対応し、2020年12月8日(火)より、ひたち圏域新モビリティサービス推進協議会が運営するMaaS実証実験向けアプリ『Hitachi MaaS』にて提供を開始いたします。

 『Hitachi MaaS』とは、茨城県内全ての既存交通手段や高速バス、本実証実験で運行するオンデマンドタクシーなどを組み合わせたルートを案内するアプリです。オンデマンドタクシーの予約や、ひたちBRTや高速バス、ひたちなか海浜鉄道の乗車券、日立市内路線バス※11日乗車券等の周遊券の購入も可能です。ナビタイムジャパンは、本実証実験に技術協力し、本アプリの開発を行い、同日から2021年3月末(予定)まで提供いたします。

 この度、独自技術である経路探索エンジンをもとに、ナビタイムジャパンでは初めて、オンデマンド型交通と複数の移動手段を組み合わせたルートの提供を実現いたしました。

 本実証実験のオンデマンドタクシー対象エリア「大沼エリア」「宮田・助川・成沢エリア」にてルート検索すると、仮想停留所の位置を考慮し、対象のルートがある場合、ドアtoドアの最適なルートを提示いたします※2。

 今回の対応により、地域住民の皆さまは、デマンドタクシーを利用した目的地までの最適なルート確認から配車予約、決済まで一貫して行えるようになります。また、事業者にとっては、ルート検索上で直接オンデマンドタクシーを提案できるようになり、サービスの周知と利用促進に繋がると考えています。

 地方部では、高齢化や人口減少によって、例えば、自動車を持たない・運転できない高齢者の存在や公共交通ネットワークの縮小といった移動の制約に関する地域課題があります。その課題に対し、移動手段の確保を目的として、利用者の希望する場所や時間に柔軟に対応できるオンデマンド型交通の需要が高まり、全国で実証実験が実施されています。ナビタイムジャパンでは、オンデマンド型交通対応のルート案内や配車サービスを提供することで、少しでも移動に関連する不便や不安を解消し、快適なお出かけをサポートできればと考えています。

 今後も、多様化する次世代モビリティの普及や社会の課題解決に向けて、経路探索エンジンの研鑽を重ね、より安心・安全で快適な移動をしていただける社会の実現に貢献してまいります。

〔公式ページ〕
オンデマンド型交通に対応し、ひたち圏域におけるMaaS実証実験向けアプリにて提供開始
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