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【自治体】神奈川県:エネルギーの地産地消を推進する「分散型エネルギーシステム導入事業」の採択事業が決定!

2020/11/27 19:26

【自治体】神奈川県:エネルギーの地産地消を推進する「分散型エネルギーシステム導入事業」の採択事業が決定!

2020/11/27 19:26

発表日:2020年11月27日
発表者:神奈川県
表 題:エネルギーの地産地消を推進する「分散型エネルギーシステム導入事業」の採択事業が決定!

 県では、「かながわスマートエネルギー計画」を策定し、火力発電等の「集中型電源」から、太陽光発電等の「分散型電源」への転換を図り、エネルギーの地産地消を目指して取り組んでいます。その取組の一環として、高いエネルギー効率を有するガスコージェネレーションシステム等の安定した分散型電源を導入し、生産されるエネルギーを複数の建築物の間で共同利用するとともに、系統電力の停電時にも事業継続を図る取組を支援するため、分散型エネルギーシステム導入事業の公募を行い、採択事業を決定しましたので、お知らせします。

1 採択事業者

令和2年8月31日(月曜日)から同年9月18日(金曜日)まで公募を行ったところ、1件の応募があり、次のとおり採択事業者を決定しました。

代表事業者:東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社

共同事業者:横浜森永乳業株式会社

2 モデル事業の概要

(1) 実施場所

横浜森永乳業株式会社本社工場(綾瀬市吉岡東)

(2) 実施内容

東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社が、エネルギーサービス事業者として、1,400kW級ガスコージェネレーションシステムを導入し、発電した電力を工場全体に送電することにより、工場全体の大幅な系統電力の削減を行います。また、排熱回収ユニットで最大限排熱を回収し、既存ボイラの稼働を低減することにより、省エネルギーを実現します。

(3) 事業の特徴
ア エネルギーの面的利用
複数の建築物の間で電力・熱を効率的に共同利用(面的利用)することで、ガスコージェネレーションシステム導入前より、13%の省エネルギーを実現する見込みです。

イ 災害時の強靭性の向上
系統電力の停電時には、停電対応型ガスコージェネレーションシステムを最大限活用し、事業継続を図ります。さらに、事務棟を帰宅困難者受入施設(綾瀬市と協定書締結済)として機能させることで、地域の災害時の強靭性の向上に貢献します。

〔公式ページ〕 
エネルギーの地産地消を推進する「分散型エネルギーシステム導入事業」の採択事業が決定!
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください