News Release

【News Release】空間除菌:大空間向け除菌システムの実証実験をZepp Hanedaで実施

2020/10/30 20:00

【News Release】空間除菌:大空間向け除菌システムの実証実験をZepp Hanedaで実施

2020/10/30 20:00

発表日:2020年10月30日
発表者:株式会社空間除菌
表 題:大空間向け除菌システムの実証実験をZepp Hanedaで実施

株式会社空間除菌(代表取締役:森久 康彦)、東洋熱工業株式会社(代表取締役社長:芝 一治)、新晃工業株式会社(代表取締役社長:末永 聡)、株式会社NSFエンゲージメント(代表取締役社長:廣松 茂)は、食品添加物、殺菌料メーカーである本部三慶株式会社(代表取締役:合田 学剛)と、コンサートホール「Zepp」(ゼップ)を運営する株式会社Zeppホールネットワーク(代表取締役:上原 昌)の協力のもと、「Zepp Haneda(Tokyo)」※1(東京都大田区)において、既存の空調設備に付設する大空間向け除菌システムの実用化に向けた実証実験を実施しました。

新型コロナウイルス感染が再拡大する中、ホールや劇場、商業施設やオフィスビルなどの大空間における感染対策としては換気が有効とされていますが、換気に加えてさらなる感染の予防策に対するニーズが高まっています。空間除菌、東洋熱工業、新晃工業、NSFエンゲージメントの4社は、大空間における安全・安心な室内環境の提供を目指し、空調設備向け除菌システム(以下、本システム)を新たに開発。3,000人規模のコンサートホール「Zepp Haneda(Tokyo)」で2020年9月より実証実験を複数回にわたって実施し、有効性を確認しました。

本実証実験では、本部三慶が製造特許※2を有する「クロラス酸水」(亜塩素酸水)を採用しています。クロラス酸水は、食品工場や飲食店・スーパーマーケットなどで実績のある除菌剤で、多様な細菌・ウイルス・カビに対して優れた除菌力を有し※3、噴霧での除菌効果も第三者機関によって実証されています※4。アルコールや次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸水に比べて水や汚れの影響を受けにくく、その効果が穏やかに長続きするのに加え、手肌に優しく、金属が錆びにくく、布も変色しにくいのが特徴※5です。
本システムは、空間除菌が開発した専用の噴霧ユニットによってクロラス酸水の微細なミストを生成します。独自の特許技術によって一般的な加湿器では難しい0.3~0.5μmの粒子径を実現、空気中で落下しにくく拡散するため、空間で長く滞留することができます。このミストを既存の空調設備を介して空間に行き渡らせることで、大空間の空気中に浮遊する細菌やウイルスなどの除菌を行うものです。

4社は今後も共同で「Zepp Haneda(Tokyo)」などにおいて実証実験を継続して最適化の考察などを行い、ホールや劇場、オフィス、工場などの大空間における空気感染予防対策として、本システムの製品化を目指していきます。

〔公式ページ〕
大空間向け除菌システムの実証実験をZepp Hanedaで実施
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください。