発表日：2020年10月29日
発表者：大和ハウス工業
表　題：「抗ウイルス・きれい空気提案」開始

　大和ハウス工業株式会社（本社：大阪市、社長：芳井敬一）は、ニューノーマル時代を見据えた住まい提案第二弾として、「抗ウイルス・きれい空気提案」を、2020年11月1日より開始します。

　昨今、新型コロナウイルス感染症の影響で、「除菌」や「抗ウイルス」、「換気」等の衛生意識が高まっています。

　そのような中、当社では「抗ウイルス」と「換気」に着目。床や壁、天井、家具、カーテンにいたるまで、家中まるごと抗ウイルス化する「吸着性光触媒コーティング」と、換気と空気清浄ができる「空気浄化ef（イーエフ・excellent fresh）」を組み合わせた、「抗ウイルス・きれい空気提案」を開始することとなりました。

　今後も当社は、お客さまのライフスタイルの変化に合わせて、ニューノーマル時代を見据えた住まいづくりを提案します。

・ポイント
１．家中まるごと抗ウイルス化する「吸着性光触媒コーティング」
２．「空気清浄」・「急速排気」・「イオン発生器」のトリプル浄化機能を兼ね備えた「空気浄化ef」

●開発背景

　昨今、新型コロナウイルス感染症の影響で感染症予防のための衛生意識が高まっています。
　厚生労働省は、新型コロナウイルス等の微粒子を室外に排出するためには、こまめに換気を行い、部屋の空気を入れ換えることが必要と提言しています。

　当社では、社員を対象に新型コロナウイルス感染症の影響による意識・行動の変化についてアンケートを実施。「新型コロナウイルスの影響により関心が高まったもの」として、「手洗い・うがい・除菌などの感染予防」が83%と、多くの社員の感染予防についての関心が高まっていることがわりました。また、「今後も積極的に続けたい、または新たにやってみたい生活に関わる行動」として、「家の中の抗ウイルス・除菌」が42％、「家の換気」が27％と、コロナ禍で身についた生活習慣を今後も続けたい意向が強いことがわかりました。

　そこで当社は、「抗ウイルス」と「換気」に着目し、安心して戸建住宅で暮らせるよう「抗ウイルス・きれい空気提案」を開始することとなりました。

１．家中まるごと抗ウイルス化する「吸着性光触媒コーティング」

　家中まるごと抗ウイルス化する「吸着性光触媒コーティング」は、当社と公立大学法人奈良県立医科大学、一般社団法人MBTコンソーシアム、株式会社キャンディルが、ウイルスに対する99％以上の抑制効果を共同で検証・確認したコーティング材です。床や壁、天井、家具、カーテンにいたるまで、家中まるごとコーティング材を吹き付け、家中のウイルスを抑制します。ウイルス等の有害物質を常時吸着する「アパタイト」と、光に反応する光触媒作用をもつ「二酸化チタン」を組み合わせた「アパタイト被覆二酸化チタン」が24時間働き分解し、太陽光や蛍光灯、LED照明などを当てることで、抗ウイルス効果を発揮。防カビや防汚、消臭にも効果を発揮します。

　また、食品衛生法の基準に基づいた検査もクリアしているため、子どもに対しても、安心なコーティング材です。

２．「空気清浄」・「急速排気」・「イオン発生器」のトリプル浄化機能を兼ね備えた「空気浄化ef」

　「空気浄化ef」は、室内に浮遊する汚染物質をフィルターでキャッチする、当社オリジナルの天井埋込形空気清浄装置です。高い洗浄度が要求される、病院の集中治療室やクリーンルームでも使われ、ウイルスに対する捕捉性能も期待される「HEPAフィルター」を搭載。通常のフィルターでは取り除けない水蒸気などを急速に排気するとともに、部屋に漂う嫌な臭いを強制排気・強力脱臭することで常に室内の空気をクリーンに保ちます。また、LDKのニオイや湿度を検知すると、自動で換気回数を増やす機能も搭載。あわせて、発生させたイオンにより、カビ菌などを抑制し、きれいな空気環境も保ちます。

　「空気浄化ef」で空気を動かし、「吸着性光触媒コーティング」にウイルス等が触れる機会を増やすことで、より抗ウイルスできれいな空気環境を実現し、ウイルスや菌の繁殖を抑えます。

●今後について

　当社は、変化していく家族のカタチにあわせて多様な住まい方を提案する「ニューノーマル時代を見据えた住まい提案」を展開しています。
　当プロジェクトの第一弾として、2020年6月1日、快適に在宅勤務ができるテレワーク提案「快適ワークプレイス」、「つながりワークピット」の提案を開始しました。
　今後も、エリア・世代・家族構成など、それぞれの家族がもつ特性に合わせた、ニューノーマル時代の住まい方提案を順次展開していきます。

〔公式ページ〕
▷「抗ウイルス・きれい空気提案」開始
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