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【News Release】いわき市&日産自動車:いわき市と日産自動車、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結

2020/10/20 20:00

【News Release】いわき市&日産自動車:いわき市と日産自動車、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結

2020/10/20 20:00

発表日:2020年10月20日
発表者:いわき市&日産自動車
表 題:いわき市と日産自動車、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結

 いわき市(福島県いわき市、市長:清水 敏男)と、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)、福島日産自動車株式会社(本社:福島県福島市北町、社長:金子 與志人)、および日産プリンス福島販売株式会社(本社:福島県福島市荒町、社長:長島 健博)の4者は、20日、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結しました。

 本協定の内容は、いわき市が、『電気自動車(EV)の普及を通じて、地域課題解決や環境負荷の低減に取り組むと共に、地震災害等による大規模停電が発生した際に、市が指定する避難所等において、日産の販売会社である福島日産自動車、日産プリンス福島販売より貸与される電気自動車(EV)「日産リーフ」を電力源として活用することで、避難所の円滑な運営を行い、市民の安全確保に努める』というものです。

 いわき市は、東日本大震災で受けた甚大な被害を教訓に、防災対策に積極的に取り組んでいます。また、環境都市像である「人と自然が共生するまち 循環都市いわき」の実現に向け、低炭素社会づくりや自然共生社会づくりなどを目標に掲げ、環境にやさしいまちづくりを推進しています。

 一方、日産自動車は、日本が抱える環境負荷低減や災害対策等の課題を解決するため、2018年5月に日本電動化アクション『ブルー・スイッチ』を発表し、その活動を牽引するリーダーとして、全国の自治体や企業と協力して、電気自動車(EV)普及を通じた社会の変革に積極的に取り組んでいます。また、「ブルー・スイッチ」活動の推進を通じて、温暖化対策、防災・減災、エネルギーマネジメント、観光、過疎化などの地域課題の解決に取り組み、SDGsの達成に貢献しています。

 また、いわき市内にある、日産自動車いわき工場では、「地球環境を守り、いわきの自然を大切にした、環境にやさしいクリーンな工場を造ろう」の環境スローガンを掲げ、クリーン&サイレントの工場環境のもと高性能なエンジンを製造しており、日産の伝統と技術を受け継いだものづくりを行っています。また、地域行事への積極的参加を行っており、有事の際には、災害ボランティア派遣等による復旧支援など、地域との共生を図る活動に力を入れています。

 日産自動車が推進する『ブルー・スイッチ活動』、そして、いわき市が推進する環境及び防災対策についての取り組みに、日頃よりいわき市内での活動にて協力・連携しあう両者が賛同し、今回本協定の締結を行う運びとなりました。

電気自動車を活用した「災害連携協定」の概要は、以下の通りです。

【協定の概要】

・いわき市で災害を起因とする停電が発生した際、市が指定する避難所等に、福島日産自動車、日産プリンス福島販売の店舗に配備している電気自動車(EV)「日産リーフ」を無償で貸与する。
・いわき市、日産自動車、福島日産自動車、日産プリンス福島販売の協力により電気自動車(EV)からの給電を行うことで、災害時においても継続して電力が供給できる体制を整え、避難所等の円滑な運営を図り、市民の生命及び身体の安全を守る。
・いわき市および日産自動車、福島日産自動車、日産プリンス福島販売は、平常時も電気自動車(EV)の普及促進を行うほか、市のイベントで使用する電力を電気自動車(EV)から供給することで、『電気自動車(EV)の「走る蓄電池」』としての価値を市民へ積極的にアピールし、防災・環境意識向上を目指す。

〔公式ページ〕 
いわき市と日産自動車、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください