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【News Release】グッドフェローズ:スイッチビズ、電力会社の紹介を通じて企業の脱炭素化を支援

2020/9/28 20:00

【News Release】グッドフェローズ:スイッチビズ、電力会社の紹介を通じて企業の脱炭素化を支援

2020/9/28 20:00

発表日:2020年9月28日
発表者:株式会社グッドフェローズ
表 題:スイッチビズ、電力会社の紹介を通じて企業の脱炭素化を支援

48社の電力会社が登録する法人向け電気料金一括見積りサイト「スイッチビズ」を運営する株式会社グッドフェローズ(本社:東京都品川区、代表取締役:長尾 泰広)は、見積依頼フォームに「再エネ比率」や「CO2排出係数」等の条件で見積依頼が可能になる選択項目を追加しました。当社は環境に配慮した電力会社の紹介を通じて、企業の環境対策を支援し、脱炭素社会の実現に貢献します。

■従来のコスト削減に加え、再エネ比率やCO2排出量を重視する企業のニーズに対応
このたび「スイッチビズ」は、急激に加速する企業の脱炭素化へのニーズに対応し、電源構成に占める再生可能エネルギー(再エネ)比率やCO2排出係数を加味し、環境に配慮した電力を提供する電力会社の紹介を強化しました。見積依頼フォームの「価格以外に重視するものをチェックください」の選択肢から「再エネ比率」や「CO2排出係数」をご選択いただくと、環境負荷の低い電力会社を優先的に紹介いたします。また、「省エネ商材」をご選択いただくと、コスト削減が可能な省エネ商材などを含む総合的なサービスを提供します。

■法人向け電気料金一括見積りサイト「スイッチビズ」とは
「スイッチビズ」は、業界最大級の提携電力会社数48社を誇る、法人向け電力会社一括見積りサイトです。2016年5月の開設以来、約1万社にご利用いただき、総切替容量は120MW以上に達しています。「スイッチビズ」は、オフィスビル、工場、商業施設などの高圧・特別高圧の電力契約をしている企業に、最大5社の電力会社を無料で紹介します。専門的で比較しづらい各社の見積もりは、一覧で見やすく提案します。切り替えが完了するまでの電力会社とのやり取りは、「スイッチビズ」の経験豊富な電力コンサルタントがすべて無料で対応するため、安心して見積依頼が可能です。

★脱炭素化提案強化の背景
■ESGやSDGsの観点から、日本企業が「再エネ」に注目
2016年4月の「電力小売全面自由化」を皮切りに、電力会社の切り替えは身近なものとなりました。しかしながら、これまで企業における電力会社の切り替え目的はあくまで電気料金削減によるコスト削減であることが多く、電力供給元の電源構成やCO2排出係数に目を向けているのはほんの一部の大手企業ばかりでした。

ところが、近年ESGやSDGsの観点から、日本国内でも再エネ比率の高い電力会社やCO2排出係数の低い電力会社を選択する企業が増え始めました。世界の大企業が中心となって設立された「RE100※1」には、2020年9月現在で36社の日本企業が参加しています。また、中小企業の間でも再生可能エネルギーを選択する動きが広まり、2019年6月には、中小企業や自治体等が加盟する「再エネ100宣言 RE Action※2」が設立されました。実際に2019年から現在にかけて、「スイッチビズ」への脱炭素関連のお問い合わせは増加しています。

■「グリーンリカバリー 」で加速する国内外の脱炭素化への動き
2019年末以降に拡大した新型コロナウイルス感染症は、世界経済に大きな影響を及ぼしました。イギリスの科学雑誌「Nature Climate Change」に掲載されたイーストアングリア大学・ティンダル気候変動研究センターの論文には、世界の経済活動が停滞したことでエネルギー需要が抑制され、2020年4月上旬までの世界全体のCO2排出量は、前年から最大で17%減少したと述べられています。また、2020年4月20日には、ウイルスの感染拡大の影響を受け、原油価格が史上初めてマイナスを記録しました。テレワークの定着や人の移動の減少により、今後も長期的にエネルギー需要は減少すると考えられています。

その一方で、コロナ禍からの回復期にはエネルギー需要が再び高まることが懸念されます。そこで、現在EU諸国を中心に、気候変動を抑えながら停滞した経済を復興し、パリ協定やSDGsに沿って持続可能な社会を目指す政策「グリーンリカバリー」が掲げられ、これにより世界中で再生可能エネルギーへの注目が高まっています。

日本では、環境省が中心となり2020年9月3日に新型コロナウィルスからの復興と気候変動・環境対策に関する「オンライン・プラットフォーム」閣僚級会合をオンラインで開催しました。この会議の中では、「脱炭素社会」「循環社会」「分散型社会」の3つの移行をリデザイン(再設計)の基軸とすることが挙げられ、エネルギー需要の増大を抑えるためには、『再生可能エネルギーの拡大や水素の社会実装等によるエネルギー分野の脱炭素、工業・家庭分野のエネルギー消費プロセスにおける脱炭素が喫緊の課題である』と述べられています。

◆新型コロナウィルスからの復興と気候変動・環境対策に関する「オンライン・プラットフォーム」閣僚級会合の結果について(2020年9月11日):https://www.env.go.jp/press/108421.html

※1 「RE100」…「Renewable Energy 100%」の略。事業運営を100%再生可能エネルギーで調達することを目標に掲げる企業が加盟する国際イニシアチブのこと。年間消費電力量が50GWh以上の企業が対象となる。
※2 「再エネ100宣言 RE Action」…日本国内の企業、自治体、教育機関、医療機関等の団体が、使用電力を100%再生可能エネルギーに転換する意思と行動を示し、再エネ化を促進するために発足した枠組みのこと。RE100の対象企業は対象外となる。

〔公式ページ〕
スイッチビズ、電力会社の紹介を通じて企業の脱炭素化を支援
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください。