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【News Release】古河電気工業:「らくらくアルミケーブルTM」 メガソーラー発電所に採用

2020/9/16 20:00

【News Release】古河電気工業:「らくらくアルミケーブルTM」 メガソーラー発電所に採用

2020/9/16 20:00

発表日:2020年9月16日
発表者:古河電気工業株式会社、SFCC株式会社
表 題:「らくらくアルミケーブルTM」 メガソーラー発電所に採用

古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区丸の内2-2-3、代表取締役社長:小林敬一、以下「古河電工」)と古河電工産業電線株式会社(本社:東京都荒川区東日暮里6-48-10、代表取締役社長:白坂有生)が開発・製造し、SFCC株式会社(本社:神奈川県川崎市川崎区日進町1-14、代表取締役社長:黒須光明)が販売する高機能型低圧アルミ導体CVケーブル「らくらくアルミケーブルTM」(注1)が、メガソーラー発電所に採用されました。近年多発する銅線の盗難に対する防止策として、アルミ導体ケーブルの有用性が期待されています。

(注 1) 2020年4月より、「らくらくアルミケーブルTM」は、昭和電線ホールディングス株式会社と古河電気工業株式会社の共同出資による販売会社であるSFCC株式会社の統合ブランド(SWCC・FURUKAWA)となりました。

■背景
メガソーラー発電所をはじめとする産業用太陽光発電所は、敷地が広い上に無人で、近隣に人家や人通りの少ない立地が多いことから、銅線の転売を狙ったケーブルの盗難が絶えず、問題となっています。ひとたび盗難に遭えば、修理費用がかさむだけでなく売電収入にも大きく影響するため、早期に復旧する必要があります。

■内容
今回山梨県内のメガソーラー発電所でケーブル盗難被害が発生し、早期復旧および盗難防止を目的に「らくらくアルミケーブルTM」が採用されました。天候がすぐれない日が続くなか、接続処理まで含めて工期通りに完了し、予定通り復電することができました。
導体にアルミニウムを採用し、ケーブルシースが青く、銅導体CVケーブルとの識別が容易な「らくらくアルミケーブルTM」には、盗難防止効果が期待できます。また、「かるい」「かんたん」「柔らかい」といった特長は、早期復旧を望む現場の作業効率改善に貢献します。施工を行った電気工事業者様からは、「延線作業はパワーボールといった機材は使わずとも人力のみで予定通り終わらせることができた。ケーブル自体も軽くて柔らかく、扱いやすいのには驚いた。これだけの量を人手で延線するのは他のケーブルでは難しい。」との評価をいただきました。接続処理も、ケーブルが軽くて柔らかく取り回しやすいので、狭いトラフの中での接続にも関わらずスムーズに進み、天候に左右されず予定通り復電することができました。敷地には「らくらくアルミケーブルTM」を使用している旨を記した盗難防止の看板が掲げられています。

産業用太陽光発電所の建設は、今後も堅調に推移することが予想されています。「らくらくアルミケーブルTM」は、この他の産業用太陽光発電所への採用も決まっており、今後も太陽光発電所建設での省力化、省人化、更には運転中の盗難防止に貢献していきます。なお、近年、建設現場では人手不足や高齢化が深刻化しており、作業の省力化の必要性が一段と高まっています。本件を含め、これまでに100件を超える建設現場での実績は、「らくらくアルミケーブルTM」が働き方改革の実現に貢献する材料であることを証明しています。今後、「らくらくアルミケーブルTM」の売上高を2024年度までに20億円に拡大する計画です。

■「らくらくアルミケーブルTM」の特長
「らくらくアルミケーブルTM」とは、導体にアルミニウム、絶縁被覆に柔軟性架橋ポリエチレンを採用した高機能型低圧CVケーブルです。「かるい」「かんたん」「柔らかい」に加えて、「識別容易」「安定価格」といった特長があります。端末処理を安心して行っていただけるよう、専用圧縮・圧着端子、端子台、端末処理の専k用工具をご用意し、「らくらくアルミケーブルシステムTM」としてケーブルからつなぎ込みまでを一貫したシステムとしてお客様に提案しています。

〔公式ページ〕
「らくらくアルミケーブルTM」 メガソーラー発電所に採用
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください。