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【News Release】東ソー:「革新的CO2分離膜による省エネルギーCO2分離回収技術の研究開発」がNEDOの先導研究委託事業として採択

2020/9/3 19:36

【News Release】東ソー:「革新的CO2分離膜による省エネルギーCO2分離回収技術の研究開発」がNEDOの先導研究委託事業として採択

2020/9/3 19:36

発表日:2020年9月3日
発表者:東ソー
表 題:「革新的CO2分離膜による省エネルギーCO2分離回収技術の研究開発」がNEDOの先導研究委託事業として採択

 東ソー株式会社と国立大学法人九州大学は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「NEDO先導研究プログラム/エネルギー・環境新技術先導研究プログラム」における「産業部門のCCUS/カーボンリサイクルの抜本的な省エネ化に資するCO2分離・回収技術」委託事業の公募に対し、「革新的CO2分離膜による省エネルギーCO2分離回収技術の研究開発」を共同で提案し、このほど採択されました。本事業の委託期間は2020年6月から2021年3月までです。

 採択された技術は、アルカノールアミンを高分子マトリックスに担持した高分子膜を用いたCO2分離中空糸膜モジュールに関するものです。このアルカノールアミンを用いたCO2分離膜は、高いCO2選択性を示すため、高純度のCO2を分離回収することが可能となります。本先導研究委託事業では、産学連携を通して、この中空糸膜モジュールを用いた省エネルギー型の石炭火力発電の排ガス中からのCO2分離回収技術の確立を目指します。

 当社は、気候変動問題に関わる課題として、温室効果ガス(GHG)排出量削減への取り組みが事業の中長期的な成長に繋がると考えており、今後も引き続き、エネルギー使用の効率化、GHG排出量の削減、CO2の分離回収・原料化による有効利用に向けた技術開発を推進していくことで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

〔公式ページ〕 
「革新的CO2分離膜による省エネルギーCO2分離回収技術の研究開発」がNEDOの先導研究委託事業として採択
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