ＮＴＴ西日本は6月23日、西条市と地域活性化を目的としてＩＣＴを活用した「スマートシティ西条の実現」への取り組みをより一層推進していくため、「ＩＣＴ連携協定」の締結を発表した。

　これまで同社は、西条市の抱える少子高齢化や人口減少による人手不足、働き方改革などの課題解決に向けて、健康福祉分野を中心としたソリューションを提供し、ともに地域活性化に向けて協力してきた。地域活性化にむけてICTを活用しさらに推進するため、同社は西条市と連携協定を締結した。

　具体的な実施方法などの詳細は協議のうえ進められるが、(1) ICT活用による住民サービスの向上、および行政業務のスマート化、(2) 地域活性化に向けた新たな事業領域の拡充・開拓、(3) ICT人材の育成支援などに取り組んでいく。

　締結式については新型コロナウイルス感染症専門家会議が提唱する「新しい生活様式」の実践例の働き方の新しいスタイルに則り、西条―松山―大阪をつなぐWeb会議形式で実施する。

〔参照〕
▷ＮＴＴ西日本：西条市との「ＩＣＴ利活用による地域活性化連携協定」の締結について