ソーラーシェアリングに取り組む千葉エコ・エネルギーは6月22日、農林水産省が令和2年度事業として実施する「営農型太陽光発電システムフル活用事業」に採択された。
同事業はソーラーシェアリングで発電した電気を自らの農業経営の高度化に利活用し、メリットを営農面でフルに活用するためのモデル構築を支援する事業もの。露地栽培・施設栽培の2地区にて、太陽光発電設備から給電する蓄電池と電動農機具等の稼働状況を記録し、従来の栽培方法の燃料コスト・労働時間・収穫量などと比較。また、電動農機具等と蓄電池の効率的な利用方法やシステム設計を調査する。事業計画地は千葉県千葉市緑区大木戸町と茨城県神栖市の2地区。
この実証をもとに、露地栽培と施設栽培の2種類の営農形態における、農業の電化の技術的・制度的課題や農業経営におけるインパクトを評価するために有識者を招致して検討会を実施するとした。
〔参照〕
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