高エネルギー加速器研究機構の研究グループは6月16日、ミュオンビームを用いて、リチウムイオン電池に用いられる黒鉛負極に析出した金属リチウムの検出に成功した。
リチウムのミュオン特性X線を検出可能となったJ-PARC MLFのミュオンビームラインにおいて、リチウムイオン電池電極に析出した金属リチウムを世界で初めて検出。金属リチウムと電極内のリチウムイオンでは負ミュオンの捕獲率が大きく異なることを利用し、金属リチウムを選択的に検知。リチウムイオン電池内で析出した金属リチウムを非破壊で検出する可能性が広がり、リチウムイオン電池の更なる安全性向上に貢献する技術として期待されるとしている。
〔参照〕
▷リチウムイオン電池電極に析出した金属リチウムをミュオンで検知-ミュオン特性X線による非破壊元素分析の応用-
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