アキュラホームは６月１６日、夏季賞与を対前年１１%アップで支給すると発表した。取締役は年俸の３０％、執行役員は夏季賞与の２０％を自己返上した。

　同社の３５期下期業績は過去３番目の好調な業績で終了したものの、消費増税を受け受注は同比８６％だった。今年度は新型コロナウイルス感染症の影響から４月の総合展示場への来場が８５％減と激減した。３～５月の来場者数減は２０年度の下半期に影響が出るため、モデルハウス内の換気・消毒の徹底をクリーンモデルハウス宣言を出した。

　また固定費１３億円、直接原価１０億円などのコスト削減や、非接触の無人展示場を全国１７箇所に設置するなどの施策を取り、４月に６０％まで落ち込んだ受注は５月には事業計画の８０％まで回復したとする。これらから今期の事業計画も下方修正することなく営業利益は上回ると見込んだ。

〔参照〕
▷コロナ禍で集客・受注激減、景気の先行不透明のなか　夏季賞与は対前年１１％アップの支給を決定

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