調査レポート

コロナ禍の住環境課題 空気環境で約4割が業務に支障あり

2020/6/2 15:00

コロナ禍の住環境課題 空気環境で約4割が業務に支障あり

2020/6/2 15:00

 パナソニックは6月2日、新型コロナウイルス感染拡大防止対策に伴う企業の在宅勤務の導入増加をうけ、コロナ禍により在宅勤務を週半数以上していると回答した社会人1,413名(20代~60代)を対象に4月27~30日間で調査した「自宅で過ごす時間が長くなったことで気づいた住環境の課題」の結果を発表した。

 在宅勤務中に日頃から気にしていた住環境について尋ねたところ、「ほこり(36.5%)」「風通し(26.5%)」「汚れ(26.1%)」「気温(25.6%)」「空気の澱み(25.3%)」といった点が上位に入る結果となった。目に見える汚れよりも、目に見えない空気環境も気になる人が多い傾向にあることが判った。空気環境が悪いことによる業務への支障を聞いたところ、約4割が「業務に支障があった」と回答した。

 これらの調査結果に加え、これから訪れる梅雨時期にネックとなる「カビ」問題においても調査。実際に自宅の「カビ臭さが気になる」人は全体の52.8%という結果になった。一方で、「対策をしていない」と回答した人は47.7%、特に対策が出来ていないところとしては「浴室(39.8%)」がトップに上がった。いずれの場所においても正しい対策方法がわからないとする割合が多くいることも判明した。

〔参照〕
パナソニック

〔今月のニュースまとめ〕
サクッとCHECK!業界ニュース
スマートハウス関連銘柄 適時開示情報
スマートハウス関連 News Release
スマートハウス関連省庁 発表情報
主要自治体 スマート情報まとめ