早稲田大学、米国マサチューセッツ工科大学の研究グループは5月25日、リアルタイムで最適な電力需給調整を実現する包括的な小売電力市場メカニズムの枠組みを世界で初めて開発した。
経済分野で取り組まれている市場メカニズムとシステム制御分野で開発された分散最適制御理論を電力分野に応用。各地点の電力状況や意思を反映させるというもの。現在、配電系統の物理的制約を加味した小売電力市場の運用方策が国際的に模索されているという。今回の提案メカニズムは米国の電力システムにも適用可能であるとし、国内での電力市場構築に対する技術的解決の理論的基礎となることが期待されるとした。
〔参照〕
▷包括的な小売電力市場メカニズムを世界で初めて開発 ~システム制御理論に裏付けられた、多様な需要家のリアルタイム分散実装が可能に~
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