調査レポート

大東建託:街の住みここちランキング2019 発表

2020/5/20 10:00

大東建託:街の住みここちランキング2019 発表

2020/5/20 10:00

 大東建託は5月20日、全国1,896自治体居住の20歳以上の男女184,193名を対象に、居住満足度を調査したうえで過去最大級の街ランキング「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2019<総評レポート>」の結果をまとめた。

 同社の調査結果からは、大都市の街(駅)では、住みたい街ランキングの上位にランクインする知名度の高い街よりも、ターミナル駅から少し離れた、静かな住環境と生活利便性が両立している街の住みここちが良い傾向が強いことが分かった。また、地方の街(駅・自治体)では、生活利便性が良い中心部と、近郊の新興住宅地の住みここちが良い傾向があるとしている。

 30名以上の回答が得られた全国987自治体の人口増加率と住みここちの偏差値を分析すると、高い相関関係が高いことが判明。街の住みここちを向上させることで、人口増加につながる可能性があることを示唆しているという。



 一方で、首都圏145自治体の人口増加率と住みたい街(自治体)の得票率を分析すると、住みたい街は知名度の高い一部の街に得票が集中しており、人口増減率との相関関係はかなり低くなっていることが明らかとなった。



〔参照〕
大東建託:「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2019〈総評レポート〉」発表