Amazonは５月１２日、スマートスピーカーや音声アシスタントに対する調査の結果、２０代男性と４０代女性の利用者のうち９０％が満足していると回答したことを発表した。

　同調査『スマートスピーカーおよび音声アシスタントに関する調査』は日本のスマートスピーカー利用者５８７名と利用有無に関わらない一般回答者１，０３６を対象に実施した。利用者の比率を見ると男性：女性は６４％：３６％となり、年齢別では４０代が２４％と最も多かった。また働いている人が６８％と大半を占める一方で小学生以下の子供がいる家族は４８％と半数以下に留まった。

　スマートスピーカーの満足度については２０代男性の９３％、４０代女性の９０％が満足している結果となった。利用前の期待度と利用後の満足度を比べると男性に大きな開きは見られなかったが、女性は４０代女性の３４ポイント差など全体的に期待以上の満足度が得られているとした。数ある機能のうち満足している機能はもともと期待していた「音楽再生（７８％）」「アラームやタイマーのセット（７５％）」に加え、利用前は４０％程度しか期待されていなかった「家電遠隔操作（７６％）」が上位に挙がった。また７５％が「ながら操作できるようになった」ことが使って良かった点として挙げた。

　今後スマートスピーカーには「あらゆるものがオンラインで繋がり、音声操作できること（利用者：８９％）」や「高齢者やこどもの見守りが用意になる（利用者：７７％）」などに期待を示しているとした。

〔参照〕
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