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REXEV、EV用エネマネシステムを開発

REXEV、EV用エネマネシステムを開発

 REXEVは3月30日、電気自動車のエネルギーマネジメントシステムの開発を発表した。神奈川県小田原市でテスト運用しているEVカーシェアリングへ導入していく。



 同システムはEVバッテリー残量を車両の利用予測等に基づき予想し、充電設備に設置したサービスゲートウェイを通して充放電時間を制御するもの。これにより残量に余裕がある場合、充電時間を太陽光発電の余剰電力が発生する時間にシフトすることができる。施設の電力需給を予測した充電時間シフトや放電により円力需要のピーク制御と施設の電力需要の抑制も図る。

 システムの開発と同時に、会津電力の協力のもと実証実験を実施した。試験用車両への充放電と車両から施設へ給電するための充放電機能を有する設備を導入し、遠隔からの制御が可能であることを確認したとする。今後はAIの導入やe-モビリティへの適用範囲の拡大を予定する。

〔参照〕
福島県にてEVエネルギーマネジメントシステムの開発と実証試験を実施