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大阪ガス&積水ハウス、3電池住宅で居住実験

大阪ガス&積水ハウス、3電池住宅で居住実験

 大阪ガスと積水ハウスは4月より共同で太陽電池+蓄電池+燃料電池を搭載した「3電池住宅」の実証実験を開始する。

 再生可能エネルギーが主力電源となる社会を見据え電力系統の安定化への貢献可能性を検証する。具体的には、①太陽電池の発電電力の変動に合わせて燃料電池や蓄電池を制御し、電力系統への変動を抑制することで、電力系統への影響を最小化。②電力系統内において太陽電池等の再生可能エネルギーからの供給電力が過剰な場合に、燃料電池の発電電力を下げたり、蓄電池を充電させたりすることにより、電力系統の需給バランスを維持。③仮想発電所(VPP)のリソースとして3電池住宅を想定し、送配電事業者からの指令を模擬、需給バランスの維持に必要とされる調整力を提供するとともに生活者への影響を評価し課題を抽出していく。

〔参照〕
3電池住宅において新たな居住実験を開始~再生可能エネルギーが主力電源になる社会を見据えた実証実験について~