椿本チエインは3月16日、豊田通商と中部電力が共同で行う「V2Gアグリゲーター事業」実証事業に同社が開発したV2X対応充放電装置「eLINK®」が採用されたことを発表した。
同社は2013年にV2X対応充放電装置「eLINK」を発売。電動車(EV、PHEV)の急速充電コネクタを通じ、EVとビル、工場などの電力網を双方向につなぎ、停電時の非常用電源やピークカットに使うV2X機器として公共施設を中心に展開してきた。2018年11月には、豊田通商、中部電力が共同展開するV2G実証事業に機能拡充モデルが採用されている。
2019年に行われた両社の実証事業第2弾では、同社豊田営業所と前年の実証事業で利用した豊田市民文化会館駐車場の2か所を実証事業所モデルとして、調整力や無効電力注入による配電系統の電圧変動対策の実証を行いノウハウを蓄積。今後も機器を進化させ次世代エネルギー・社会システム構築に貢献していくとしている。
〔参照〕
▷V2X対応充放電装置「eLINK®」 豊田通商株式会社、中部電力株式会社共同の「V2Gアグリゲーター事業」実証事業で採用
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