吉野石膏とニチハ、旭ファイバーグラスは3月13日、軽量外断熱システムを共同開発した。鉄筋コンクリート造の共同住宅、特に北側の廊下と南側の外壁を主なターゲットとし、東西面の妻壁部分、非住宅への拡大を目指す。
同システム『FEIS タイガーモエン』はコストを抑えつつ、日本のマンションでも外断熱を採用できる高断熱の壁で最高45m、約14階建てまでに適応する。外壁の下地をコンクリートではなく鉄骨造にしたことで、壁を大幅に軽量化した。鉄骨内部と外側に合計150mmの断熱材を施工する事で、断熱性能は従来の内断熱工法の約 3 倍の熱抵抗値を有する。断熱材は壁厚を変えず200mmまで厚くできるとする。外壁材にはニチハ製の窯業系サイディング『モエンエクセラード』を採用した。外壁と柱や床との間に設ける溝を不要にし、施工の簡略化も図った。
〔参照〕
▷軽量外断熱システム「FEIS タイガーモエン」の共同開発について
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